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春日井市市出川町にてモデルハウス公開中

薪ストーブと風の出ない輻射式冷暖房で一年中快適暮らし みんなが集えるフリールームのある家

この家は、自然素材を選び抜き、高気密・高断熱・高遮熱・高調湿・高通気・高遮音・高耐久・高耐震・高素材の9Kで設計されています。

現在の最先端のエコハウス仕様です。

特長①この家の温度と湿度は、ほぼ一定になります。

この家は、高気密・高断熱・高遮熱・高調湿・高通気で設計されていますので、完成すると、室内の温度と湿度が、終日ほぼ一定になります。どうして、そのような高い性能がでるのでしょうか。
それは、壁と屋根の構造にその仕組みがあります。

特長②この家の2階は夏暑くなりません。

2021年3月5日撮影

熱伝導率が低い断熱材が充分に入っている住宅であっても、夏2階が暑くなります。1階から階段を上がり2階に着くころには、途端にムンという暑さを感じたことがあることでしょう。また、陽が落ちて夜になり、外部は昼間の熱射から開放されても、室内は依然として暑く、寝苦しい夜を過さなければなりません。断熱材は熱容量の大きい素材を選択する必要なります。 この住宅の屋根面には、熱容量が大きい、木の繊維でできているウッドファイバーという断熱材を使用しています。厚さはなんと150mmです。

写真は、2階になります。手前から子供室、吹抜とホール、中央奥が階段、左奥が寝室です。左側の吹抜けには薪ストーブの煙突が設置されます。天井面にはウッドファイバーが設置されています。

特長③この家は遮音性能が高く、音に敏感な奥さまに配慮されています。

1階のみんなが集えるフリールームになります。屋根面にはウッドファイバーが設置されています。壁の柱と柱に間には、古紙を固めたセルロースファイバーを吹込んで充填します。この部屋は、交通量の多い通りに面しています。ウッドファイバーやセルロースファイバーは、遮音性能が高いので、音に敏感な奥さまに配慮されています。

特長④洗濯物の部屋干しで、嫌な臭いがしません。

梅雨のじめじめした時期や、冬季に雨や雪が降った日など、洗濯物を家のなかで家干しをしても、洗濯物が匂ったりすることはありません。室内の湿度が調整されているため、洗濯物を室内干ししても、夜干せば、朝までに乾いてしまいます。花粉の季節も、室内干しすれば、洗濯物に花粉が付きません。

特長⑥この家の窓は結露が発生しません。

相対湿度が100%になると、結露が発生します。窓は高性能の樹脂とアルミの複合サッシに、性能の高いペアガラスを入れています。また室内の湿度は、冬季は40%前後、夏季は70%前後に保たれますので、窓のガラス面で結露は発生しません。

特長⑤この家は熟睡できます。

6畳の部屋で1人が7時間睡眠する時、一晩で部屋の空気が7回入れ替わる必要があります。このため、気密性が高い部屋で睡眠すると、朝起きた時、熟睡できなかったり、頭が重かったり、頭痛がしたりします。 この家の仕様で設計された家は、寝ている時にも酸素が供給され、二酸化炭素が排出されるため、熟睡できます。 それは、室内の壁が、呼吸できる素材で出来ているからです。室内の二酸化炭素酸素は、濃度が上がると、壁を通過して勝手に屋外に出ていきます。室内の酸素濃度が下がると、壁を通過して勝手に屋外から入ってきす。

特長⑦この家ではカビが生えません。

湿度が70%を超えた状態が継続するとカビが発生し始めます。湿度が85%を超えるとカビは急激に繁殖を始めます。家の中で、最もカビが生えやすい場所は、実は壁の中なのです。壁の中は、普段の生活で目に見えないので、とても厄介なことです。 この家の壁の中は、湿度80%以下になるように設計されていますので、壁の中で、カビは発生しません。もちろん、窓ガラス面でも、カビは発生しません。

特長⑧この家の空気はとても緩やかに循環します。

室内の床・壁・天井の温度を全て一定に保つことを目標にして、空間設計をします。お風呂を沸かした時に、浴槽に溜まったお湯の温度は一定ではありません。お湯の温度は、上方が高く、下方が低くなっていることは、誰もが日常生活の出来事として理解していますので、かき混ぜ棒を使ってお湯をかき混ぜると、温度は一定になります。室内の温度を、自然に一定にすることはできませんので、お風呂のお湯と同じように、かき混ぜてあげる必要があります。

室内の空気を循環させることで、室内の温度を一定にすることができます。また二酸化炭素の濃度の上昇も防ぐことができます。このため、室内空気の循環は重要です。室内の空気を循環させるためには、空気の通り道として2方向必要です。この住宅では、階段室が1方向。薪ストーブを設置する吹抜けがもう1方向になります。

24時間の熱交換式の換気扇を使って、この2つの空気の通り道に、緩やかな空気循環を促します。天井裏に設置した換気扇の風を最初に1階床下に送り、1階の床面から室内に送り出します。この空気は、緩やかに室内を循環し、天井裏に設置した換気扇に戻ります。この時に、1階と2階の空気の通り道が2ヶ所あることが重要です。一度に全ての空気が換気扇に戻ることはないため、室内を空気が循環する道を確保しておくためです。

特長⑨この家は地中熱を取り入れて利用しています。

地面の中は、夏が最も温度が低く、冬が最も温度が高くなります。気温が地面に伝わるまでに4~5ヶ月のタイムラグが発生しています。直径15cmのパイプを地面に埋めます。北側で吸気し建物内に空気を取り込むことによって3~5℃の温度差を得て、乾燥する冬季には室内の加湿も期待できます。アースチューブといって、地中熱を自然力で利用するパッシブ手法です。

特長⑩この家の冷暖房は風が出ません。

空気の出ない輻射式の冷暖房を採用しています。夏は15~20℃で冷房します。まるでトンネルの中にいるような感覚です。冬は30~40℃の水で暖房します。体の芯まで温まるので、温泉のお湯で温まっているような感覚です。輻射熱により、床・壁・天井や床下に至るまで、家中の温度がほぼ一定になります。設置に当たっては、建物本体の高気密・高断熱・高遮熱施工などの技術力も必要になります。

特長⑪この家はアルミ製シートで覆われ太陽の熱を反射します。

屋根と壁をアルミの遮熱シートで包み、夏の太陽熱をシャットアウトします。さらに、アルミの遮熱シートは、夏も冬も断熱材として活躍する優れものです。
真夏に駐車しておく自家用車のハンドルの上に敷くアルミのシートが遮熱シートです。また、クーラーボックスなどでもアルミ蒸着シートが役立っていますね。意外に身近なところにあるのです。

特長⑫この家の屋根には通気層が設置されています。
夏は熱を逃がし、冬は熱を取り入れます。

特長⑬この家の壁にも通気層が設置されています。
室内の湿気を調整してくれます。

特長⑭この家は呼吸しています。

この家の壁は、呼吸します。窓を開けなくても、室内の二酸化炭素濃度が高くなると、壁から外部に排出されます。気密性と通気性は相反する性能ですが、壁の構造を工夫することで、呼吸するような壁の構造が可能なのです。気密シートには、可変透湿気密シートを使います。室内湿度が上がると開き、湿度が下がると閉じ、気密性を保持しながら水蒸気が通り抜けることができる、都合のよい構造特性があります。また、断熱材には、セルロースファイバーを使います。熱容量が高い優れた断熱材なので、冷房による電力の消費を抑えることができます。屋根と同様に遮熱シートを張っているので、太陽の熱を反射することができます。遮熱シートの両側に通気層をとることで、外壁仕上げで熱くなった空気は上昇し、屋根面に運ばれ、棟換気口から排出されます。

高気密・高断熱の住宅で、シックハウスの蔓延という状態が生まれたため、慌てて始めたのが24時間換気の義務付けです。しかし、これは健康のためにといいながらも、素材や工法は見直さず、力任せの対処法というしかできません。そこで、重要なことが、壁と屋根の構造に通気性を持たせ、室内で常に発生する化学物質は、常に屋外に排出してしまうことです。機械換気だけに頼るのではなく、機械換気の機能役割を理解し使いこなしながら、家全体がまるで「呼吸する」かのような通気できる構造にします。

日本じゅうの住宅の多くで、気密性を上げるために、気密シートを貼っています。いわゆる料理で使うラッピングシートと同じです。家をラッピングシートで包むと、家は呼吸できなくなります。この家では、可変透湿気密シートという特殊なの気密シートを使うことで、気密性を保持しながら、家が呼吸できる

特長⑮この家は環境に配慮して設計されています。

この家は、地球に優しいサスティナブル住宅がテーマです。設計者の自宅であることから、新しい試みをいくつも取り入れています。自らが暮らすことで、サスティナブル住宅の住み心地を実際に体験し、この家の良さを実体験として伝えます。室内で発生した二酸化炭素を、呼吸する壁を通して排出できる仕組みを取り入れています。まさに、コロナ禍に適合したサスティナブルな新住環境の提案です!

建物概要

住所 愛知県春日井市出川町
地域 近隣商業地域、準防火地域
地区 高度地区指定なし
前面道路幅員 北側20m+南側6m
構造 木造2階建て・在来工法
工期 2020年12月~2021年6月

面積

敷地面積 460.22㎡(139.2坪)
1階床面積 97.72㎡(29.6坪)
2階床面積 49.28 ㎡(14.9坪)
延床面積 147.00㎡(44.5坪)

内部仕上げ

○LDK
床仕上げ:構造用合板厚28mm下地、無垢ナラ床板
壁仕上げ:PB厚12.5mm下地、中霧島左官仕上げ
一部薪ストーブ廻り壁仕上げ:大谷石貼
天井仕上げ:PB厚12.5mm下地、クロス貼り
主寝室
床仕上げ:構造用合板厚28mm下地、無垢ナラ床板
壁仕上げ:PB厚12.5mm下地、クロス貼り
天井仕上げ:PB厚12.5mm下地、クロス貼り
玄関
床仕上げ:名古屋モザイクタイル貼り厚さ9mm
壁仕上げ:PB厚12.5mm下地、中霧島左官仕上げ
天井仕上げ:PB厚12.5mm下地、クロス貼り

外部仕上げ

屋根仕上げ ガルバリウム鋼板葺き
壁耐力面材 モイスTM厚さ9mm
壁仕上げ アイジー工業 SFビレクト
一部壁仕上げ 木ずり下地 高千穂そとん壁

断熱遮熱仕様

小屋裏断熱 ウッドファイバー厚さ150mm
屋根遮熱 アルミ遮熱材厚さ4mm
屋根通気 通気層20mm
外壁断熱 セルローズファイバー厚さ120mm
外壁遮熱 アルミ遮熱材厚さ4mm
外壁通気 通気層厚9mm+21mm
基礎断熱 高性能ポリスチレンフォーム厚さ50mm

設計・施工

設計 一級建築士事務所木ぐみ舎
施工 一級建築士事務所木ぐみ舎

工事写真

根切り工事・防湿シート敷き
2020.12.26

 

アースチューブ・地中熱利用
2021.1.10

 

基礎配筋工事
2021.1.15

 

鉄筋コンクリート造の基礎完成
2021.1.20

春日井市にて完成見学会を開催

開催内容

 
日程 ご要望頂いてから日程調整
時間 2時間程度
テーマ 完成見学会
名称 春日井市にて完成見学会を開催
費用 無料
会場 エコハウス仕様注文住宅
住所 愛知県春日井市出川町(個人邸につき、詳しい住所は参加者だけにご連絡)
構造 木造2階建て
面積 敷地面積 460.22㎡(139.22坪)
延床面積 147.00㎡(44.47坪)
最寄駅 JR中央線・高蔵寺駅
駐車場 有ります
参考
問合せ 一級建築士事務所木ぐみ舎
担当 小境(携帯番号:090-4160-6409)
チラシ
ブログ記事
案内図

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