家造りの進め方

大切にしていること

家族ではぐくむ、幸せな時間

家は、家族が生活をする場所です。会話する、料理する、食事する、洗濯する、読書する、勉強をする、昼寝する、テレビを観る、入浴する、そして就寝する。こんな、家族との幸せな日常の時間を、木の家ではぐくんでいただくことが、私たちのミッションです。毎日の日常の中で、自分がどう生きたいか、いかに自分らしく生活できるかは、多くの時間を過ごす家が重要な役割を果たします。自分の暮らし方を考えて、キッチン・ダイニング・リビングをアレンジし、今の家でいつもひっかかっている場所を改善させ、新しい暮らしにチャレンジしましょう。

料理が意欲満々、使いやすいキッチン

料理が好き。パンを焼いたりするのが好き。毎朝トーストを焼く、お弁当を準備する。お盆やお正月に親戚が集まる時は料理を準備する。友達とのおしゃべりをしながら料理をする。キッチンは、あらゆるシーンを想定して設計します。

心と体の切替スポット、お風呂

浴槽のお湯に浸かる時間は、体の疲れを取る上で大切で、心が癒される重要な時間です。お湯に浸かっている時は、なにも考えない時間が訪れます。身も心もリフレッシュできます。お風呂に入り、お湯に浸かると、血流が促され、体に必要な物質の取り込みが促進されます。そして、発痛物質や疲労物質の排出がスムーズに行われます。疲労回復をはじめ、腰痛や肩こりを改善しやすくなるのです。

入浴前に水分補給を忘れずに

バスタイムのリフレッシュ効果を上げるためには、入浴前に水分補給をしておくことが大切です。入浴中は、汗をかくことによって血液の粘度が高まるので、血液がドロドロになってしまいます。すると、血管が詰まって危険な症状を招いてしまう可能性も。入浴前にあらかじめ水分を補給しておくことで、血液がドロドロになってしまうのを防ぐことができるのです。ただし、冷やした飲み物は内臓に負担がかかりやすく、体を冷やしてしまうため、白湯をお薦めします。

長風呂に注意!

温かいお風呂にじっくり浸かるのは気持ち良いものですが、あまりにも長すぎる入浴には注意が必要です。長時間湯船に浸かっていると、リラックスを通り越して逆に体力を消耗してしまうこともあるからです。適度に休憩をはさみ、体の芯まで温まったら適当なタイミングであがることが大切です。また、毎日同じ時間入浴すると体が慣れてしまうので、日々の入浴時間に変化を付けるのもお薦めです。

睡眠の質が上がり、朝スッキリ目覚める寝室

例えば1日に8時間眠る人が5時間しか眠らなかったとしたら、3時間分の睡眠時間が不足します。ただ単にその日だけたまたま睡眠時間が短くなってしまっただけだとしたら、次の日に多めに眠るなどで挽回できます。しかし睡眠時間が足りない日が続いてしまうと、不足した睡眠時間はどんどん蓄積され、睡眠負債となります。睡眠負債は借金のように蓄積していくため、きちんと眠らないとどんどん膨らんでいきます。

睡眠負債が溜まっている状態だと、心身に悪影響が出ます。疲労感や倦怠感が強くなり、集中力や注意力も欠けていきます。常に睡眠が足りていない状態なので日中の眠気や、目覚めの悪さにも繋がります。何らかの原因で睡眠の質が低下することもあります。睡眠は時間も重要ですが、質も同じくらい重要です。睡眠の質を低下させる原因には、寝室の酸素不足、ストレス、睡眠障害、むずむず脚症候群、睡眠時無呼吸症候群、カフェインの摂りすぎ、寝具が合っていないなど、様々あります。
中でも、寝室の酸素不足は深刻で、睡眠が大切な子供の能の発育に影響します。いつでも新鮮な空気を維持できる「呼吸する壁」ならば安心です。

写真:マキノウッドワークス(飛騨高山の家具工房)

良い家具は、子供に本物の良さを教えてくれます。

ベニヤに化粧の板は安くて簡単に手に入るけれど、買った時は一番きれいだけど汚くなる一方ですが、無垢の家具は、経年変化を楽しみながら、使えば使うほど、美しくなります。良い家具は、子供に本物の良さを教えてくれます。

永く使える家具は、物を大切にする心をはぐくみます。

永く使える家具は、物を大切に使う心をはぐぐんでくれます。最初は高くつきますが、良いものを思い切って手に入れて、長い年月使い続けてほしいです。

北欧の家具

北欧とは、ヨーロッパの北にある4ヶ国、ノルウェー・フィンランド・デンマーク・スウェーデンの概要です。 北欧の冬は短い寒いだけでなく、日照時間も短く長く長く続きます。室内で家族と過ごすことが多いため、快適で快適が良い飽きないデザイン性や長く愛用できる実用性という、北欧家具のスタイルが出来上がりました。で、毎日の仕事のストレスから解放できるように、インテリアや家具には、心地良さが求められます。良い家具は、人生の問題を解決できる良い方法と考えることができるのです。

岐阜の家具

日本で造られる家具には、その地方独特の特徴があります。 大きく強い家具、桐の繊細な家具。 金物で補強された強固な家具。 階段としても使える実用的な家具。中でも、岐阜県の手作りで無垢の家具は、最も優雅で美しい家具です。伝統技術を継承している職人が沢山残っているからです。は春日井市から近い街が多く、これからも岐阜の家具から目が離せません。

室内に置く植物と、窓から見える緑の景色

窓から見える景色も、インテリアの一部です。日常の暮らしに、安らぎを与えてくれます。そして、ゲストが来た時、インテリアだけではなく、庭の景色も目を引き付けます。京都の町家では、玄関から入って正面の壁に、窓を付けて、坪庭を魅せる工夫も見られます。そんな庭の木の成長は、季節の景色を変えていきます。背の高い庭木が成長して、緑が増えていくのが楽しみです。庭木は、日差しと、お隣からの目線を避けてくれる役割もあります。庭は、自分たちで演出することができるので、ガーデニングの楽しみも増えるのです。

木ぐみ舎では、プランニングを進める時に、部屋の延長のような景色を作り、窓の外の景色を部屋につなげる工夫をします。窓の外の木々が、部屋の中グリーンとの外に大きなグリーが一体となり、とてもさわやかなインテリアになります。
また、窓の高さが変わると景色も変わります。窓の外が、道路に面していたり、お隣と近いかったりすると、窓が作りにくい場合もあります。そんなとき、窓の高さを少し高くしたりして、中をのぞかれないようにします。高い窓からは空が見えて、光の入り方も変わり、予期しない効果があります。

置き場所が決まっていることが収納の基本

収納を考える上で最も重要なことは、置き場所が決まっていることにあります。小さな家で収納スペースが少ない家であっても物の置き場所が決まっていれば家の中は、いつも綺麗に片付いています。

物の一時置き場

スーパーで買い物をして両手に買い物袋を持って帰宅したときその買い物袋の一時置き場を決めておくことを提案しています。広いスペースが必要なわけではありません。キッチン脇にカウンターを設けたり収納カウンターの一部を物の一時置き場にすることで十分なのです。

使う収納

使う物だけの収納は使うところにあうことが条件です。引き出しであったり扉付きの戸棚であったりシンプルな棚であったりと用途や数量などに合わせて高さ、奥行きなどを検討し使いやすい形状に考えられている必要があります。

ストック収納

生活必需品をストックする収納場所を考える必要があります。このストック収納を考えるとき使う物と、ストック物は同居させないことが大切です。使う収納とストック収納を明確に分けることで、使いやすくなり結果、片付けなくていい収納の習慣が生まれます。使う収納とストック収納が混同していることが多く収納の問題を解決することで家の中がスッキリします。

保存の収納

貴重品、通帳、印鑑など家族にとっての財産となる物や想い出の品やアルバムなど保存しておく物があります。

整理整頓する仕組み

木ぐみ舎には、整理収納アドバイザーとインテリアコーディネートの資格を持っています、専任のスタッフがおります。 収納は、あるものを片付けるが理論ですが、片付く仕組みを考えることがポイントです。考える、引き出しに名前を付ける、スタンディングデスクの提案、飾る収納、オープンシェルフ、共成収納グッズの活用、コンセントとコードの処理、とりあえず下足棚のカビ対応など、たくさんの整理整頓ノウハウがあります。計画や新居での収納アドバイスについて、ご相談ください。

快適に過ごすための工夫

木ぐみ舎の住宅には、快適に過ごすための工夫が沢山あります。夏に二階が暑くならないように、冬でも素足で過ごせるように、湿度を調整して、じめじめした梅雨時でもさらりと過ごし、カビが生えないように、太陽の熱を反射しながら、冬には暖房として熱を利用する、地面の熱を有効に使うためのクールチュ-ブなどです。
ウイルスや花粉対策のしくみも取り入れていますので、花粉症でお悩みの方は、一度モデルハウスに起こしいただき、空気質を体験してください。

一棟ずつ丁寧に進めるプランニング

数多くの家造りに携わり、現場をよく知る建築士が、お客様との打ち合わせを重ねたうえで、一棟ずつ設計いたします。新築や大規模リフォームの場合、建築士ふたりが、耐震・省エネ・家事動線・片付け・インテリアの視点から意見を出し合い、より良いプランにしていきます。ですから、木ぐみ舎では、大量生産はしません。 一棟ずつ丁寧に進めるプランニングしています。

太陽の熱をかしこく有効に使う

ソーラーパネルを屋根に乗せ、発電することは、全国に広がり定着しました。木ぐみ舎では、それだけではなく、冬には屋根の空気層で集熱し、温まった空気を屋根裏に運び、熱交換して家の暖房として使っています。夏は、屋根の空気層の熱くなった空気をそのまま、棟で排気しています。太陽の熱を賢く有効に使う知恵と仕組みがあるのです。